イスラム教徒の被災地支援と日本社会の可能性

2011年6月13日に投稿したブログ(旧ブログより移行)

被災地で炊き出しするイスラム教徒

道の駅よつくら港でカレーを炊き出しするムスリムたち(2011年6月4日, 福島県いわき市)

先日のブログ 被災地で支援を続けるイスラム教徒たち でも紹介したが、東京の大塚モスクを中心とするムスリムたちが震災直後から被災地の支援を続けている。彼らは地震の2日後にはトラックに支援物資を積み込んで外国人だけで東北へ向かい …続きを読む »

「あれが私たちのジハード」東日本大震災から4年、在日イスラム教徒たちの被災者支援

【第13話】東日本大震災から4年、在日イスラム教徒たちの被災者支援「あれが私たちのジハード」

元TBSニュースキャスターの下村健一さんが運営する番組、「知ってる?この話」で、東京・大塚モスクを中心とする在日ムスリムたちの被災地支援活動が紹介されました。ぼくも4年前の2011年の震災後に何度も福島県いわき市などへ炊き出しに同行し、取材していたので、番組内でいくつかの写真を使っていただきました。

下村健一の「知ってる?この話」http://www.wallop.tv/?cpt_discography=ks

★シモムラスイッチ【下村健一公式ウェブサイト】http://shimomuraken1.com/

南米の旅のおわりに③

 

ペリト・モレノ氷河 (エルカラファテ,パタゴニア)

ペリト・モレノ氷河 (エルカラファテ,パタゴニア)

話を旅に戻そう。

南米の人たちは、ほんとうに気さくで陽気だった。あとから思い返すと、それが最大限に振り切れて突き抜けている国がブラジルだったのだけれど。いったい南米の人々のこの陽気さと、人の目を気にしないおおらかさ、適当さ、人生を心から楽しもうとする生き方は、どこからやってきたのだろうか。ラテン系、の一言ではとても説明できない何かが南米にはあった。のんびりした田舎で育ったぼくには、南米の人々のおおらかさと適当さがとても心地よく、もしブラジルに移民しても楽しくやっていけると確信したくらいだ。

しかし良いことばかりではなくて、南米は治安の悪さも振り切れていた。

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南米の旅のおわりに②

常に吹き付ける強風により曲がったまま育った木(ウシュアイア, パタゴニア)

常に吹き付ける強風により曲がったまま育った木(ウシュアイア, パタゴニア)

少し前のことだが、3•11の震災が起きた2011年の春に、東京にあるイスラム教徒が集まるモスクを拠点とする団体が、被災地で炊き出しをしているということを聞き、彼らと一緒に福島県いわき市の被災地を何度か訪れ、その様子を写真に撮らせてもらった。

東北の被災地とイスラム教徒という、はじめは簡単には想像できなかった組み合わせだったが、 …続きを読む »

ラパスにいる

ボリビア・ラパスのテレフェリコ

ラパス市内からエルアルトへ登るテレフェリコ (ラパス,ボリビア)

ボリビアの首都、ラパスにいる。La Paz は英語でいうとThe Peace (平和)。スペイン語の地名は抽象的な名前が多くて、Los Ángels (天使)とか、Buenos Aires (良い空気)とか、なんだか好きだ。
ラパスは、ペルーの南部からボリビアまで …続きを読む »

フランスの悲劇について

フランスで先週起こった悲劇について思うこと。

まずはじめに、テロは当然非難されるべき。でも、他の宗教を冒涜することや個人の尊厳を傷つけることは、表現の自由の名を借りて許されることではないとも思う。
イスラム教徒にとって、ムハンマドやコーランの存在どれだけ神聖で大切なものなのかをムスリムでない私たちは知る必要がある。
彼らにとってはそれは尊厳に関わる問題であるから。

明けましておめでとうございます。

ペルー・ワスカラン国立公園のサンタクルーズとレック

北ペルー、ワスカラン国立公園のサンタクルーズとレックより(ペルー,ワスカラン国立公園)

少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
いまペルーのクスコという街にいます。
今年もよろしくお願いします!!

A happy new year !!
I’m now in Czuco, Peru.

写真は昨年末にトレッキングしたペルー•アンデスのワスカラン国立公園(Parque Nacional Huascarán)の4750mの峠の所にある氷河と湖です。
Photo: The glacier and the lake which located near the 4,750m pass on the Santa Cruz trek in Huascarán national park in Peru.

上野彦馬賞(2015年度)の展示

ブラジルW杯の写真

ドイツに7点目を決められ落胆するブラジルの若者たち

今年の6,7月にブラジルで撮ったワールドカップの写真5枚が、今年度の上野彦馬賞の日本写真芸術学会奨励賞に選ばれ,明後日12月4日から13日まで東京•池西口の東京芸術劇場ギャラリーで作品が展示されます。

My photo story of the [world cup 2014], which I followed this year in Brazil, has received one of the prizes of this year’s Ueno Hikoma Award.
Going to have exhibision in Tokyo Metropolitan Teatre 12/4〜12/13

大賞の上野彦馬賞に友人の Keiji Fujimotoさん、 Ryogo Shiodaさんも入選しています。二人とも見応えのある写真です。
お近くにお越しの際にご覧いただければ幸いです。

会期:2014年12月4日(木)~12月13日(土)[12/8 休館] 9:00~22:00
場所:東京芸術劇場(東京都豊島区西池袋1-8-1)
http://www.geigeki.jp/performance/20141204g2