写真展開催、『ブラジル2014 -4ヶ月、3週間と2日』

ブラジル写真展ポートレート田川基成

【写真展開催】
ブラジルで撮った写真の写真展をやることになりました。
7月6日(月)〜7月29日(水)まで、東京・西荻窪にあるブラジルをテーマにしたコミュニティ・スペース Aparecida で、ブラジルの人々のポートレートを中心に展示します。
『ブラジル2014 -4ヶ月、3週間と2日-』
http://aparecida.pokebras.jp/e309611.html

お店の営業は毎日18時〜です。
7月9日(木)、15(火)、18(土)、21(火)の通常営業日と、
11(土)、12(日)は13時〜
ぼくはなるべくお店にいるようにします。
自宅から自転車で10分なので、もし来られる方は、声を掛けて頂ければできるだけお店に向かいます!

それから、7月7日(火)は19時30分からトークも行ないます。
東京都杉並区西荻南3-17-5-2F
TEL+81(03)3335-5455
18:00~24:00

〜 ブラジルは、その奥へ入ろうとすればするほど、得体の知れない混沌と、熱気、優しさに一緒くたに包まれてしまうような、不思議な引力のある国でした。人種と文化がおそらく世界では他に例をみないほど入り交じり、一つの国のなかに、実はいくつもの国があるように感じるほど多様性に富んだブラジル。海・河・荒野・ジャングルなどあまりに大きな自然にも圧倒されました。そして旅をするいつの間にか、ブラジルの人々の素敵な明るさと、包容力にすっかりと魅了されていました。

サッカーW杯の開催直前に渡伯し、サンパウロ、リオ、サルバドールなどの大都市から、北東部、そしてアマゾン河を遡った、4ヶ月、3週間と2日の旅で出会った光景を展示します。

南米の旅のおわりに③

 

ペリト・モレノ氷河 (エルカラファテ,パタゴニア)

ペリト・モレノ氷河 (エルカラファテ,パタゴニア)

話を旅に戻そう。

南米の人たちは、ほんとうに気さくで陽気だった。あとから思い返すと、それが最大限に振り切れて突き抜けている国がブラジルだったのだけれど。いったい南米の人々のこの陽気さと、人の目を気にしないおおらかさ、適当さ、人生を心から楽しもうとする生き方は、どこからやってきたのだろうか。ラテン系、の一言ではとても説明できない何かが南米にはあった。のんびりした田舎で育ったぼくには、南米の人々のおおらかさと適当さがとても心地よく、もしブラジルに移民しても楽しくやっていけると確信したくらいだ。

しかし良いことばかりではなくて、南米は治安の悪さも振り切れていた。

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南米の旅のおわりに②

常に吹き付ける強風により曲がったまま育った木(ウシュアイア, パタゴニア)

常に吹き付ける強風により曲がったまま育った木(ウシュアイア, パタゴニア)

少し前のことだが、3•11の震災が起きた2011年の春に、東京にあるイスラム教徒が集まるモスクを拠点とする団体が、被災地で炊き出しをしているということを聞き、彼らと一緒に福島県いわき市の被災地を何度か訪れ、その様子を写真に撮らせてもらった。

東北の被災地とイスラム教徒という、はじめは簡単には想像できなかった組み合わせだったが、 …続きを読む »

ラパスにいる

ボリビア・ラパスのテレフェリコ

ラパス市内からエルアルトへ登るテレフェリコ (ラパス,ボリビア)

ボリビアの首都、ラパスにいる。La Paz は英語でいうとThe Peace (平和)。スペイン語の地名は抽象的な名前が多くて、Los Ángels (天使)とか、Buenos Aires (良い空気)とか、なんだか好きだ。
ラパスは、ペルーの南部からボリビアまで …続きを読む »

明けましておめでとうございます。

ペルー・ワスカラン国立公園のサンタクルーズとレック

北ペルー、ワスカラン国立公園のサンタクルーズとレックより(ペルー,ワスカラン国立公園)

少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
いまペルーのクスコという街にいます。
今年もよろしくお願いします!!

A happy new year !!
I’m now in Czuco, Peru.

写真は昨年末にトレッキングしたペルー•アンデスのワスカラン国立公園(Parque Nacional Huascarán)の4750mの峠の所にある氷河と湖です。
Photo: The glacier and the lake which located near the 4,750m pass on the Santa Cruz trek in Huascarán national park in Peru.

ボゴタにいる

コロンビアのボゴタ

Ahora estoy en Bogotá, la capital de Colombia.
I am now in Bogotá, the capital of Colombia.
コロンビアの首都、ボゴタにいる。

Ahora estoy en Bogotá, la capital de la Colombia. Yo tenía enfermedad de las alturas aquí, (2600m) dormido 3 días en un hostel. Hoy, casi me recuperé. Tengo amigos aquí quién yo conocí en São Paulo en mayo de este año. Encontramos hoy, fue muy divertido con ellos.
En el camino de regreso a mi hostel, recibí un reloj como un regalo inesperado de uno de mis amigos. Porque yo le dije que me he estado perdiendo un reloj desde junio, cuando perdí mi reloj en Brasil, cuando me preguntó que por qué no llevo reloj ahora. Sólo dijo: ” Usted lo necesita para el viaje continua ”. Yo estaba tan feliz de recibir el presente. Este es mi nuevo reloj.

I am now in Bogotá, the capital of Colombia. I had altitude sickness here,(even 2600m high) sleeping 3 days in a Hostel. Today I almost recovered. I met friends here today,who I got to know in São Paulo in May this year. Having great time with them.
On the way back to my Hostel, I received a watch as an unexpected gift from one of my friends. Because I told him that I have been missing a watch since June when lost my watch in Brazil, when he asked me that why I don’t wear watch now. He just said, ”You need it for your continuing trip” . I was so happy to receive the present. This is my new watch.

コロンビアの首都、ボゴタにいる。
ボゴタに着いてから高山病にかかってしまい(標高2600mなのに、、完全に油断していた)、3日寝込んで、ようやく回復したところ。きょうはサンパウロで会ったコロンビアの友達たちと再会して、とても良い時間が過ごせた。
宿への帰り道、友達の一人がとつぜん腕時計をプレゼントしてくれた。食事しているときに、何で腕時計つけてないのと聞かれ、5ヶ月前にブラジルで失くしたと答えたから。彼は、これからまだ続く旅に必要だろう、とだけ言って渡してくれた。彼の気持ちがとても嬉しかった。これが新しい腕時計。

マラジョ島より

ブラジル・パラー州のマラジョ島

夕方になって畑から家に帰る家族 (マラジョ島,パラー州,ブラジル)

アマゾンの河口、ベレンに滞在して1週間。先週は世界最大の中州(九州くらいの大きさ)マラジョ島へ行ってきた。島にはすごい自然が残っていて、静かでとても良いところだった。それと、ぼくにとってブラジルで唯一、強盗の心配をまったくせずにあちこち歩ける場所だった。世界中どこでも、島には島独特の時間が流れていると思った。

Tenho ficado em Belém uma semana. Fui ao Marajó na semana passada. A ilha é tão bonito e tranquilo, com natureza maravilhosa. E único lugar no Brasil para mim onde eu tenho nada de medo de roubo. Eu acho que,ilha tem o seu tempo próprio em todos os lugares do mundo.

I have been staying in Belém for one week. I went to Marajó which is the world’s biggest river island located in the mouth of Amazon river last week. The island is so beautiful and calm with great nature. And It was only place in Brazil for me where I have no afraid of robbery at all. I felt, island has its own time everywhere in the world.