W杯開幕まであと3日

サンパウロのビジネス街、パウリスタ大通り

サンパウロのビジネス街、パウリスタ大通り

6月12日にW杯が開幕するまであと3日となった。サンパウロの街は、先週末からメトロのストライキが続いていて、街中がW杯を歓迎するムードではまったくない。というか、セントロではデモも盛んに行われており

、どこか少し冷めている感じも否めない。8年前の2006年にドイツに行った時は、もっと盛り上がっていたけどな。そもそもサンパウロは世界有数の大都会の一つなので、街中が一色に染まることなんてないのかも知れない。

今日はサンパウロきってのビジネス街である、パウリスタ大通りを歩いた。昨日ストライキで封鎖されたというAna Rosaの駅を出て、大通りを北西に向かった。銀行をはじめ企業のオフィスビルが、数キロにわたって、片道二車線の道路の左右に並んでいる。ここを歩いている人たちは、セントロとか他の地域にくらべ、同じブラジルかと思うほど良い服を来ていて、センスも洗練されている。体系も男女ともスラッとしていて、いかにもジムで汗流してます、ヘルシーな食事を心がけています、という感じ。経済的に中流以下のブラジル人はもっとお腹が出ていたり、女性は特にお尻がデカかったりするので、お金持ちの方がやせているという点は、米国と同じなのかも。

あと、パウリスタ大通りの周辺は物価がとても高い。 いつも食べているような、R$10~13くらいでご飯大盛り、肉とサラダと煮豆がついているような定食が、安くてもR$20したので(レートはR$1=45円くらい)、近くのミニ•スーパーでパン4個とヨーグルト、ハム、みかん2個、水500mlを買い、公園で食べた。これでR$9.71(約437円)。ブラジルでは、職場にお弁当を持ってくるのは、外でランチを食べるお金がないからと思われるため、あまり良い印象ではないらしい。しかし、こんな物価が高い国で毎日外でランチを食べれる人なんて相当限られていると思うけどな。

15時を過ぎると空が次第にくもり、天気予報でも午後から雨だったので、Paulista駅から宿のあるMoocaへ戻る。途中、USAの選手団がヒュンダイのバスに乗り、警察のバイクとパトカーに先導され、救急車みたいに他の車両を停止させて大通りを走り去って行った。窓から選手が見えたが、残念ながらUSAの選手は誰も知らず。

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