!SSP参加 8月8日 8日目

今日は朝からクルディガで展示の設営。アレッサンドラと数人で車に乗って展示が行なわれるアートホールへ向かう。アートホールの1階と2階に分けて、6つのグループの展示設営が行なわれた。Narrative Portraitのグループは、1階の壁を使って展示。僕は、写真展は小さなお店で一度行なった経験しかなく、大規模な展示の設営、インスタレーションなど、初めてのことづくしでとても勉強になる。参加者それぞれの写真やストーリーに応じて展示場所をおおまかに決め、さらに隣の写真との相性、写真の向き、高さなどを考慮した上で場所を決定して行く作業はなかなかエキサイティングなものだった。ここでもアレッサンドラや他の参加者が写真をどのように扱うのかをよく見て、できるだけ多くのことを学ぼうとする。展示はそれぞれこだわりが強く、なかなか予定通りに進まず。11時過ぎから始め、すべてが整ったのは17時だった。それから急いでタクシーをシェアしてペルチの宿舎に戻り、シャワーを浴びて夕食。19時過ぎに写真展の会場へ戻る。19時半から写真展のオープニングパーティと、その後はそれぞれの展示をじっくりと見て回る時間。展示、インスタレーション、ダミーブックなど、1週間で作ったとは思えないクオリティの作品ばかりだった。同じ場所で同じような生活をしていても、写真家によって見る世界があまりに違ってくることに驚く。

ISSP_ラトビア_写真家10

多くの生徒は外で飲みはじめていて、22時からは少し離れたところにある公園の野外スクリーンで、参加者全員の作品のスライドショーが約1時間にわたって流された。観るひとたちは公園の斜面の芝生の上に座ってゆっくりとスクリーンを眺める。これはなかなか素敵なイベントだった。上映がおわったあとはみんなでバスに乗って宿舎へ帰る。夜中から明け方まではお城の入り口付近でエンディングパーティー。ホールにはDJも呼ばれ、みな無事にワークショップが終わった開放感からガンガンと酒を飲み、踊っていた。僕は3時頃部屋にもどる。次の日の朝人にきいたら、明け方4時半頃にお城の前で大きな花火が上がったそうだ。

ISSP_ラトビア_写真家11

 

 

 

 

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