ISSP参加 8月6日 6日目

きょうは作品制作の撮影ができる最終日。明日7日目の16時までに写真を編集し、展示用のプリントを提出しなければいけない。きょうも10時15分に教室に集まり、それぞれが作品の途中経過報告。ほとんどの参加者がテーマをすでに絞っているので、あとは足りない部分をそれぞれが追加で撮影する。同じコースの他の参加者のテーマは、男性を上半身裸にしてポーズを撮らせるポートレートのシリーズ、アパートの住人とその部屋を数十人分も撮る人、夜と若者、クルディガのストリートポートレート、などなど。時間の制約のある中でみなアイデアを凝らしている。撮影が夜になる人もいるので、昼間に時間のある人はアレッサンドラから課題を与えられ、何かしらのポートレートを撮影するように指示が出る。僕は学校の食堂で働いている職員や、学校の前の停留所にいるバスのドライバーなどに写真を撮らせてもらい、午後にまたアレッサンドラに写真をみてもらった。彼女は午後は常に教室にいて、写真を見せ話を聞きたければいつでも会いにいくことができる。以前のISSPの参加者からは、講師によっては自分も写真を撮りに行ってしまい、全然写真をみてくれない人や、自分の自慢話ばかりで授業をしない人もいたらしい。良い写真家が必ずしも良い先生になれるわけではないが、アレッサンドラは良い写真家で、良い先生でもあった。同じコースの参加者もみんな彼女のコースに参加できて満足しているよう。

21時からまた猪狩りへ。きょうも草原の中に立っている監視塔の上で2時間半ほど待ったが、獲物は現れず。夜は疲れ果ててお酒を飲む気力なく。

ISSP_ラトビア_写真家08

(最後の日の課題で撮影したポートレート。バスの運転手さん)

 

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