「見果てぬ海」東京/大阪展を終えて

少しご報告が遅くなりましたが、「見果てぬ海」の大阪展が1月末に無事に閉幕しました。昨年10月から続いた「Vernacular Churches」(Alt_Medium, 高田馬場)、「見果てぬ海」(ニコンプラザ東京)と合わせて3つの展示を経て、ひとまずの新作発表を終えることができました。

ご来場頂いた方々、本当にありがとうございました。コロナの影響でやはり少し減ったかなとは感じつつ、合わせて2500人くらいの方々に来て頂いたかと思います(大阪は緊急事態宣言と重なってしまいすこし少なかったですが)。

「ジャシム一家」に続き、写真家として二つ目の作品で、自分の故郷をテーマに撮ることができたのはとても幸せなことでした。会場では長崎出身の方々とたくさん知り合うことができ、展示を通しても故郷と再会しているような感覚でした。2018年の三木淳賞から展示までサポートして頂いたニコン社の方々も本当にありがとうございました。今後は、長崎の写真についてはライフワークとして撮り続けて行くつもりです。対馬など、まだ行っていない島や土地がたくさんあることですし。

それから、今年は夏以降に長崎と、札幌でも「見果てぬ海」の展示をしたいと思っています。詳細は決まりましたらまた発表します。そして、次の作品は北海道がテーマです。これから数年以上かけて僕の第二の故郷である札幌を拠点に、北海道に通おうと計画しています。

3つの展示の様子はホームページのギャラリーにアーカイブしてありますので、展示に来られなかった方もご覧ください。

https://www.motonaritagawa.com/Exhibitions

写真集『見果てぬ海』(赤々舎)も、こちらで引きつづき通販しています。写真展での売れ行きもまずまずで、手元の分は半分くらい出て行きましたが、それでもまだまだたくさんあります。ぜひチェックしてみてください。よろしくお願いします。

https://motonaritagawa.stores.jp/items/5f9169c79a06e503ef41ba4f